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山中vsネリ

 投稿者:サンドバック  投稿日:2017年 8月16日(水)08時59分23秒
  山中vsネリを録画観戦。

ジャブを突きながらストレート、連打の風が吹いたらクリンチ。
山中のボクシングがネリを支配していた。

4R開始時点では悪い予感はなかった…。

山中はジャブでスタート、クロスで打ち返してこない初回のネリを見て、「このままジャブで封じ込める事」を方針とした。

頭の中が「ジャブに割り込まれる事への対処」よりも「ジャブをヒゲに正確に当て続ける」になってしまった。

4R山中、ロープ際で沈みつつあっても目を開けたまま左ストレートを狙っていた。

本来スペースがある状態で足回りがしっかりした体勢から使うべきストレートパンチ。
最後まで山中は左ストレートの選手だった。


タオル投入が早かったと非難を受けている大和心。

現役時代の彼は美しいフットワークで前後左右に動き回るも、トドメの一撃がない選手だった。東洋止まりで引退、山中というトドメを持った選手と出会った…。

家族思いを紹介される山中だが、個人的には大和のifを叶えている姿が感動的だった。

大和心の引退試合も印象深い。

これまで出入りを多用する様子から歯がゆい印象のあった彼が血塗れで東洋王者をコーナーに詰めて連打連打。

が、やはり体の前方で繰り出される小さな拳に必殺の威力はなかった…。
引退し初めて受け持った選手が必殺オンリーの山中というのは運命。

http://www7a.biglobe.ne.jp/~BOXCITY/jbox01.htm

 
 

(無題)

 投稿者:サンドバック  投稿日:2017年 7月24日(月)19時36分36秒
  一日遅れで田口vsバレラを録画観戦しました。

1位バレラは長いワンツー、更に遠い打点のフックがややスイング気味ながら強い。
が、この打ち方する選手は息を止めて打つので皆どこかの時点で疲れる。

ここまではガードの上から怖がらせて勝ってきたのだろうが、田口は怯む選手ではない。


バレラはガードの上を強打する戦いを選択。
で、田口に鼻血を出させた時点で、
この戦術のままイケる!はずなのに、なぜ田口は止まらない!?的な混乱に陥ってしまった。

フォームや反応に一位の片鱗はあったので、
あとはキャリア、そこから得る成長で今後が決まると思う。

田口からの視点。

田口の踏み込みからのボディフックが速いだけでなく、ここぞの要所のために休むボクシングが冴えていた。
これまでややエンドレス型だったので、とてもいい方向性だ。

これにより攻撃チャンネルに入った時に突然感が増し、バレラは対応する意識すら発生せず防戦一方。

混乱のまま、バレラにとっての夢舞台である世界戦が終わってしまった。


年末に行われる可能性のある田口vs田中。

田口のあの踏み込みからのボディフックの速さ、あそこに割り込めるボクサーはいまい。
なので、踏み込みさせないボクシングが必要だが田中はそれができる。
ただし、6Rくらいまで…の但し書きとなる。

長丁場のどこか、コーナーで止まってしまうシーンもあるだろう。どうする田中。


続いてアルグメドvs京口。

目を疑うようなテレフォンパンチのアルグメドだが、なんと最後までそのパンチは活きていた。

ガードしながら打ち終わりを狙う京口だが、その狙うタイミングと頭アタックが合致。
アルグメドの雑だが、ある意味合理的なスタイルは最後まで機能していた。

京口がダウンを奪うきっかけとなった飛び込み左フックは、これまで一発もロングがなかった展開の中で放たれた。
食らった王者、観客、全員がびっくりするような一撃。人生を変えた素晴らしいパンチだったと思う。

http://www7a.biglobe.ne.jp/~BOXCITY/jbox01.htm

 

村田

 投稿者:サンドバック  投稿日:2016年 5月16日(月)12時02分54秒
  実力はあったのかもしれないが結果として防戦一方の相手を倒した村田。

この試合単体として見るとジャブで崩して右、その後の返しの左も機能していて、素晴らしかった。

が、防戦一方の相手と判定までいくか倒せるか、の基準は、世界タイトルマッチで勝てるか負けるか、とはあまり関係ない。
タイトルマッチの相手に選ばれるか、である。

村田は左ジャブの後の右ストレートをワンツーの速さで打ちつつ、右をちゃんと相手の逃げていく方向に追っかけで打てている。
ただし、相手が相打ち覚悟で打ち返してくる相手にそこまで見れるかが分岐点。

村田のダメージを与える攻撃の大部分を占めるパターンなので、相打ち平気な相手は今後なるべく避けるべきだろう。

苦手な相手を克服するために多彩な相手と試合を組むか、苦手な相手を避けて持ち味発揮したまま世界の頂点を目指すか。
(これは意見の分かれるところでどちらにも意義がある)

全て一通りできる事がベストだが、私は若者にボクシングを教えていくにつれ、克服できない欠点はどうにもできないんじゃないかと考えるようになった。

アッパー打てない人は一生打てない。
無理に打てたとしても、それは長い目で見ればリスクとなるんじゃないかと。


ガードしながらワンツー。
村田はシンプルにこれで堂々と挑むべき選手のような気がします。
(ちなみに村田はアッパー打てます!)


攻撃パターンを増やしたことが弊害となった例で思い出されるのは鈴木悟選手。

ジャブストレートを効果的に当てられる立ち位置を徹底。それを有酸素呼吸で長時間継続できた。
が、世界を目指すにはフックやアッパーも必要だという教えを守った結果、リスクの瞬間が増し、呼吸も乱れた。残念。

http://www7a.biglobe.ne.jp/~BOXCITY/jbox01.htm

 

(無題)

 投稿者:サンドバック  投稿日:2016年 5月10日(火)10時35分18秒
  八重樫vsテクアペトラ

まずペトラのフックやアッパーといったスイング系パンチの打ち方がラバナレス型、
更に呼吸法も有酸素マラソン型なのでこれもラバナレス型、懐かしい…。
(なので打ち終わりを狙ってくるといった瞬発的な動きはずっとなかった)
(日本でこのボクシングをして大成した選手はまだ見た事ない)

自分が打つと決めている時に打つ、
必ず連打は左右交互、と単純なのだが、
スイングが効いていてパワーあるので困る。

ラバナレスになかった伸びるジャブ、腰の回ったストレートもあり、
一通りの武器とスタミナ、八重樫にとって攻略の難しい相手だと感じた。

ただし、ジャブストレートの際に頭が立っていたので、
八重樫得意の左フックをクロスで入れてダメージ与えられる。

が、八重樫がそれを打たずに、打ち終わりに右ストレート決めが唯一の狙い撃ち。

後に左肩負傷と聞いて納得できたが、試合中はどうして打たないのかなぁと。
(セコンドの松本も得意なパンチだったのでなおさら)

ただし、どうにかこうにか接戦をモノにできるってのが凄い。
打たれてもいいから打つ、というここぞのチャンネルがある選手は多くない。

結果はよかったけれど、避けるのを諦めてその分当てていくという場面はやはり気になった。
八重樫だって人間なので、ずっとこれじゃ体がもたない…。


井上vsカルモナ

井上、初回最初のワンツーで右拳負傷、もしかしたら左拳も初回っぽく感じる。
今後も拳を痛めるだろう。

なので、ハードパンチを序盤は使わないという選択も考えるべきだと感じた。

http://www7a.biglobe.ne.jp/~BOXCITY/jbox01.htm

 

ワタナベジムトリプルタイトルマッチ

 投稿者:サンドバック  投稿日:2016年 4月28日(木)15時31分53秒
  ワタナベジムの、いや日本のエースだった内山の王座陥落…。

直前の完璧な試合内容(強豪ジョムテゥーンを2RKO)による満足、連続防衛によるモチベーション低下、対戦相手がコロコロ変わるジムのマッチメイク力、海外進出の見え隠れ、前日のコラレス400gオーバーによるノンタイトル化への不安…。

予想される精神的要因を上げればキリがないが、改めて思う。
昨日の内山には、まったくスピードがなかったと。

同時に対戦相手のコラレスは内山を研究し尽くしていた。(なんせ世界戦11戦もの豊富な資料があるのだから)

腰高の内山に対して、頭の位置を低く後ろに置き、ジャブを当てるため深く入ってきたら強振。
接近時の内山ガードが顔面密着型で強引に当ててもダメージが入るのも計算済みだったろう。

ちなみに本来はコラレスも腰高フォーム。同タイプのジョムテゥーンの惨敗から多くを学んだはず。


田口vsランダエダ。

ランダエダの肩も使ったディフェンス技術はダメージ軽減として見事だが、採点基準はグラブの顔面ボディへの強い接触。
亀田長男の愚直フルフェイスガードのほうがスタミナ燃費、および採点的にも有利だという事実を間接的に思い出させた(ただし亀田はスリリングさや華麗さを求める一般客への見栄えは最悪)。

田口、本当にスタミナ凄い。ギリギリのペース配分でどこまでも進行できている!
ただしスロースターターで序盤にマトモに食っているのは毎回ながら心配。今回もランダエダのボディフック何度もまともに食った。なんで平気なのか不思議に思うほど!

試合とは直接関係ないが、日本で調整を行ったランダエダの試合中の会釈、なんだか嬉しかった。
頭当たったりすると、日本人特有の申し訳ない!という態度。

きっと日本での練習中にスパーの相手をした日本人選手の態度から身に付いたんだなぁと。
かつて日本で活躍したランダエダはその日本人選手からもリスペクトされていたんだろう。


河野vsインタノン。

インタノンの爆発力と元気に、見ているこっちがビビったが、当の河野は落ち着いて対処。じっくり消耗を待って、波状攻撃を繰り返す。佐藤を追ってアッパー被弾した過去、インタノンもアッパーあるので追うシーン自粛していたのはキャリアそのもの!
河野は右ストレートのダブルがとてもよかった。
倒せなかった事を嘆いているが、今回のトリプル世界戦では最も出来が良かったとも言える。
ボクシングにメリハリが出て、かつてのガチャガチャボクサーとは別人のような頭脳派ボクサーとなった。

http://www7a.biglobe.ne.jp/~BOXCITY/jbox01.htm

 

V8

 投稿者:サンドバック  投稿日:2015年 4月17日(金)09時22分50秒
  山中選手の防衛戦、見事でした。

どうやら今回は足をバックステップに使わない、というテーマを持って戦っていたようです。

サンティアンと山中の距離、ずっと調整する立場のサンテが自ら積極的に調整しない点から彼も一定の自信がある距離だったんだと思います。
(動けなかった、というのが一般論でしょうが、私には一度も動こうとする意志が感じられなかった)
(この試合、一度もサンテからクリンチしていないし、バッティングもない)
(この距離でやるしかない!と決意を固めて居座った的な思考だったかと想像)

固いガードで山中のジャブに対応しつつ、右フックをロングからボディに放つ、というシンプルな攻めしかなくなってしまったのは、決意してこの日を迎えたサンテも悔しかったでしょう。勝ち目が、というより、ポイントも取れない戦い方になってしまいました。

唯一、頭の角度からして山中のストレートが頭頂部に当たり、拳が壊れるんじゃないかと心配しましたが、狭い顔面部分にしっかり当たっているシーンばかり、なんという精度なんだと驚きました。
(と同時に左拳が壊れた山中がどんな戦い方をするのか見たい欲も。意地悪ですが井上のようなスペアタイヤがあるのか?と。)


腰を曲げた相手にはアッパー、という日本ボクシング界の伝統的なテクニックを山中は使いません。徹底的にジャブとストレートです。これが被弾のリスクを一度も発生させないポイントです。
5Rに一度だけ近い距離で立ち止まりましたが、詰めに行っていた場面だったので例外。実質、一度もパンチの交錯に付き合いませんでした。

ちなみにトレーナーの大和心も同様でスイング系パンチを打たない人でした。決定的にパンチがなかった彼のイズムをパンチのある山中が伝承し、こうして花開いているのは感慨深いです。

サンティアンのリングでの精神力は素晴らしいと称えたいです。
ただし、山中の研究をしっかりしていたかという点は疑問です。ガード対処では山中のストレートは防げないのはすべての防衛戦で証明されています。
山中が構えすらとらない戦い方、どこかが常に密着するくらいのボクシングをしないと山中の独壇場になってしまいます。たとえそれが自分の戦い方でなかったとしても。

帝拳の充実度は日本ボクシングの歴史の中で最高に高まっていると思います。葛西、大和といった世界をとれなかったテクニシャンの無念が、トレーナーとなった今、プラスに働いていると感じます。
 

内山vs金子

 投稿者:サンドバック  投稿日:2014年 1月14日(火)11時27分54秒
  やっと、やっと内山vs金子をテレビ観戦(長かった…)。

初回から金子がリスクある距離を平気で入ってくる。が、そのガードが内にあれば、右を被せ、外にあれば真ん中にジャブ、と完全に内山が見切る。

ただ食らった後に体勢を崩さず攻撃姿勢を維持する金子が不気味。

次の段階としてダメージ目的の強打、内山が左アッパーを打ち始める。これも気持ちよく当たる。
が、この成功により、内山の左腕がガード位置に戻らなくなり、立ち位置も止まるようになる。

古い試合となるが、ジャッカル丸山にアッパーを当てたテクニシャンの関がはまってしまったアリ地獄と似た展開、個人的には悪い予感が漂う。(そういや頭が立ったままエスケープする動き、内山と関は似ているな)

傍目には内山の一方的な展開に映っていた4R、左をアッパー用に意識していた内山の横っ面に金子の密着右フックがドンピシャ! 内山の足がグニャリ。

まさにジャッカル戦を思い出させるが、やはり世界を長く防衛している内山は(もしくは陣営は)冷静に対処した。
このラウンド以降、しばらくアッパーを封印し、ジャブ主体による完封コントロールを開始する。

内山はダメージを受けると一度ジャブに戻せるのが素晴らしい。三浦戦、古くは東洋タイトルマッチの坂東戦でも、それで回復しつつ、さらに言えばポイントも取ってしまう。

終盤に入り、ポイントは圧倒的リード。
日本ボクシング界のリーダーである内山にKOの期待がかかる。

8Rから金子が自身のリミッターを外し、これまでにないパンチを見せ始める。が、内山はそれすらも空転させ当てていく。金子の顔面はあちこちペチャンコとなり悲壮感が漂い始めるが、覚悟を決めた男に倒れる気配はない。

リミッターを外した金子は、リスクあるタイミングでも敢えて振ってくる様になり、紙一重の場面が増えてくる。命懸けの男を久しぶりに見た。

10R、内山の有効打が決まり続けていた。が、やはりKOを意識した内山は足が場面場面で止まる。当てた金子が下がる内山を追っかけ、ロープ際での内山の停止に右がドンピシャ。ダウンッ!

命懸けのアタックが成就!かと思えたが、結果としてこのダウンは内山が意識をリセットするキッカケに。

ダメージの浅かった内山がここから11、12と疲労した金子をコントロールするだろう。と予想して残り2ラウンドを見た。確かにそうだったのだが…。
金子のアタックが、この夢舞台に掛けてきた金子の気持ちがビンビン伝わってくる熱いアタック。更にそれを倒してみせようとする内山も熱い!

コタツに入って年明けを待つ大晦日。

この日に向けて努力を積み重ね、ボコボコになりながらも本気で拳を振るい続けた金子、その金子をこれでもかこれでもかと打ち続けた内山のフルラウンド。

多くの人が2014年、俺も頑張るぞ!と思ったんじゃないだろうか。この二人は役目を果たしまくった。
 

三浦vsハルドン

 投稿者:サンドバック  投稿日:2014年 1月 6日(月)11時00分43秒
  三浦の鬼プレッシャーがこれから何度も悪夢としてハルドンの脳内で再生されるんだろう。

試合が進むにつれ褒め言葉として帝拳マッチメイクの上手さに感心する。
三浦はジャブに無反応傾向があるのでジャブのないタフネスを選び続けている。

逆に坂本博之の世界戦は全てジャブの使い手だったし、小堀の陥落試合もそうだった。
フック主体選手はマッチメイクが重要だ。

フック主体の選手が完成されたジャブ主体の選手に理詰めで勝てた例は少ない。

坂本vsリックの日本タイトルはだからこそ記憶に残るんだろう(リックの肩が粉砕骨折という特殊要素あり)。

徳山に川嶋が一度勝っているが、あれはダブル踏み込みという繰り返せないビックリ箱の成功例。

内山vs三浦を期待する声が大きいようだが、個人的には互いにとってデメリットを感じる。技術的には二人とも成熟、日本の宝のどちらかを失うのは痛い。

互いにボクシングの魅力を一般ファンに伝えられる「強打」を持つ特別な者として、魅力ある防衛ロードを歩んでもらいたい。

ハルドンがヤケになってからの先制のジャブストレートは三浦に対してマトモに当たった。
将来の三浦の対戦相手にとっていい資料となるだろう。

三浦戦を心底真剣に見たので内山戦を観戦するための気力を使い果たす。内山戦も本気で観たいので延期。
 

メールによる投稿

 投稿者:サンドバック  投稿日:2013年 8月18日(日)13時39分38秒
  久しぶりに貴HPにお邪魔しました。

浅川誠二さんは私が大学生当時、まさに国内最強のフェザーウェイトでした。
園寿和さんとの一戦はリアルタイムでは見逃しておりました。
「あー、見逃しちゃったな。でも、浅川の序盤KOで決まりでしょ」と思っていました。
携帯もインターネットもまだ普及していない頃で、結果を知ったのは翌朝の一般紙。
それでも私は実際見てもいないのに「あ~、誤植や。勝ち負け逆になってるで~コレ。」と本気で思ったものです。

昨今、国内世界王者が多数誕生しています。
複数階級制覇もさほど珍しいことではなくなりました。この状況は我々ファンが夢見た状況だったのかもしれません。
しかし、浅川誠二がKO玉砕し、坂本博之が4度挑んでも獲れず、松村謙二が豪腕に跳ね返され、渡辺雄二がインファイトで一方的に打ちのめされ、吉野弘幸の左フックが当たらない…そんな遥か遠い世界の頂を、日本人ボクサー達の挑戦によって垣間見ていることが私は好きだったのかもしれません。
 

怪物井上は本物か?

 投稿者:サンドバック  投稿日:2012年10月 3日(水)13時35分4秒
  井上のデビュー戦を見終わりました。
相手はフィリピン王者のクリソン、相手の肩書きに不足はない。

初回、井上はオーソドックスな構えからジャブ、これがクリソンのガード構えの隙間からブスブス刺さる。

決してクリソンのフォームも悪いわけじゃない。

更にガードの上から得意パンチといわれる左フックで追撃、強引ながらもミニマムでここまでの迫力は確かに凄い。

顔面ガードに固執しはじめたクリソンに対し、井上はボディへのツーを開始する。
全て理に叶った複線だったんだなと感心。

初回2分前、ボディを食ったクリソンが後ろを向きダウン。

決して倒そうとしたパンチではなく、自然なコンビネーションの一発だった。
(右構えに右ストレートでボディ、普通はバランス当てのパンチ)

ここからクリソンが意地の反撃を開始するも、これは井上のディフェンステクニックの披露の場となった。

前足を出したままの実ボク型スウェー、しっかり事前準備した顔面横縦ガード、目もよくこりゃ慣れてるなと…。

3Rこの試合で唯一不満なシーン。

クリソンが頭からの強引なアタックで押し、井上がロープに詰まって重心が壊れた場面。
レフェリーがクリソンの頭を注意して解除したが、あそこはクリソンにとって唯一最大のチャンスだった。

しっかりした選手の特徴、攻防分離。もちろん美点である。

だからこそああいったイレギュラーシーンへの対処を観ておきたかったなぁ…、残念。(なんの中断だったのか…?)

4R、ダッキングからそろそろ起きようかなとしたクリソンに井上渾身の左ボディフックがズドン!とジャストミート。

フィリピン王者を完全ノックアウト!

怪物井上は本物でした~っ! こりゃ期待できるぞ♪
まだまだボクシングを楽しめそうです。

印象的だった家族一丸となってのチーム感も良かった。
いい試合を、いいボクシングを楽しめました!
 

レンタル掲示板
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