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週末のお馬鹿話17。

 投稿者:齋藤。  投稿日:2017年12月26日(火)16時07分17秒
  032 12月22日

週末のお馬鹿話17。

 さて、今日で今年最後の登校になります。そんでもって2日後はイブなので、私なりのクリスマス話でも紹介します。
 大学生だった頃、塾講師のバイトをしていました。冬休みは冬季講習会で、朝から夕方までみっちりバイトです。当時はワープロなんてモノはほとんど普及していませんでしたから、テキスト作りが大変でした。それはさておき、毎年クリスマスムードが近づくと 「斎藤くーん、今年もお願いしていい?」 と、塾の隣のおもちゃ屋から、臨時のバイト依頼が入ります。塾長の兄が経営していることもあり、断れずに引き受けている私がいました。というか、当時お付き合いしていた彼女は販売業(サ○リオ)だったので、24、25日なんかに会う暇はありません。そんなこともあり引き受けていたのですが・・・。
 塾のバイトが終わった後、真っ赤なサンタクロースの衣裳に着替え、真っ白なクチヒゲアゴヒゲを付けて、帽子をかぶります。車一杯におもちゃを積み込んで、何十件もの場所をしるした地図を持って出発です。
 『ピンポーン』 「はーい、どちらさんですか」 「サンタクロースでーす」 「は?」 「あ、おもちゃの○○です」 「あ、あぁあぁ。△△ちゃーん、たいへんよー!サンタさんがきたわよぉ~!」 『ドタドタドタドタ・・・』 「わぁ、さんたしゃんだ、さんたしゃんだ!」 「は~い、こんにちは。いい子にしていたか~い?ほ~ら、プレゼントだよぉ~」 「わぁ~い!」
 どこの家庭に行ってもほぼ↑このような感じで、子供のゴキゲン取りをしてプレゼントを渡すのです。「お願いしまぁす・・・」 と頼まれて、子供を抱いて写真を撮られることもありました。そういや時間指定の家もありました。こんな風に24日と25日は、世のため子どものためにシアワセを運んでいた学生齋藤でした。
 今でこそ宅配ピザ屋とかその他モロモロの業者が着てくれるおかげで、サンタクロースの格好はあまり目立たなくなりましたが、当時は目立つったらありゃしません。オマケに私の車は真っ赤なライトバンだったので更に目立つこと間違いなしです。信号待ちでは必ずと言ってよいほどユビ指しされて笑われていました。結構つらかったのですが、そのうちに快感に・・・。
 そんなこんなで夜中の12時近くに家に帰りつきます。ひとっ風呂浴びて缶ビールを用意し、部屋の明かりを暗めにした薄明かりの中、バイト代と一緒にもらったクリスマスケーキを前にして、「はぁ・・・、ふぅ・・・」 と、ため息をついた後、ケーキにむさぼりつくのです。
 それでも妙な充実感があったのを覚えています。サンタの素質アリな私。
 数年前、横浜方面に行く機会があったので懐かしさもあり、その塾とおもちゃ屋の前を通りました。時代の流れのせいでしょうか、残念なことにおもちゃ屋は無くなっていました。私のやっていたバイトを引き継いでいるヒトはいないようです・・・。さみしい。
1月は6日(土)から登校開始です。持ち物は ツ ジ タ。
 良いお週末と良いお年を。
 ぢゃな。
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動揺もすべて相手に伝えてしまえばいい。そうすればコミュニケーションははるかにうまくいく
 
 

11月11日。

 投稿者:齋藤。  投稿日:2017年12月26日(火)16時06分37秒
  031 11月10日

11月11日。

 週末ですが、16年前の11月11日、私がとある生徒にあてた手紙をそのまま載せます。↓

 貴方と出会ったのは2年半前の4月でした。入学式後の最初のホームルームの時間、出席簿を片手に、ひとりひとりの席をまわって挨拶していた時に初めて言葉を交わしました。小さくてやたらと元気が良い子だな、というのが最初の印象でした。
 日が経つうちに次第にウチのクラスは女子の勢力が強くなってきました。騒がしいのも女子が中心なのですが、何かある時にしっかりとクラスを引っ張ってくれるのも女子が中心でした。そして、いつもそんな女子の中心にいたのが貴方でした。勉強以外のことが中心でしたが、何事にも積極的な姿勢が買われて、文化祭では準ミスにも選ばれましたよね。
 女子同士で初のいざこざがあった時に、初めて家に電話をさせてもらいました。「大丈夫だよ 。何かあったら私にまかせておいてよ!」 という力強い言葉で、久しぶりに共学クラスを担任した私は、随分と元気付けられました。
 国語の時間に毎回やっているスピーチが貴方の番になると、ほぼ一時間はしゃべりっぱなしでした。おかげで私は授業をせずに、楽をさせてもらったこともあります。貴方はしゃべることや文章を書くことに才能があるのですが、イラストを描くことにも才能がありました。私のクラスではなくなってしまった2年生の時、修学旅行パンフレットの表紙イラストを、快く引き受けてくれましたよね。そういえば、よく私の顔を黒板に描いていましたっけ。誰が見ても似ていました。
 個人ノートの中の貴方は特に魅力的でした。中学の頃に散々はじけたので、高校ではしっかり 過ごそうと思うが、それが出来ないんだと悩んだり、彼氏との関係で悩んだり、自分の生きかたについて悩んだり、もう親を泣かせたくないんだと悩んだり・・・といった、普段の貴方とは全く違う姿がありました。もちろん普段そのままの明るく元気な姿も沢山ありました。「将来はさくらももこのようなエッセイを書くんだ」 と豪語していただけあって、その文章には惹かれるものがありました。普段の行動や見かけからは想像できないような、しっかりした面を見せてくれましたよね。
 3年になってから私が廊下で、「おかーちゃん泣かせるなよ!」 と声をかけると 「泣かせねーよ!」 なんて元気よく答えていました。最後に言葉を交わしたのはいつでしたっけ。
 1年生最後の帰りのホーム ルームでのことです。連絡事項を伝えた後、いつも通りの 「はい、号令かけてー!」 という私の言葉に対して、クラス全員に 「ありがとうございましたー!」 をやられましたよね。実は涙が出そうに嬉しかった私がいました。その時、 「せーの!」 と大きな掛け声をかけてくれ、清掃用具箱から取り出した、抱えきれないほど大きな花束を私に渡してくれた貴方の姿は、今でも私のまぶたに焼き付いています。そして、一生忘れることが出来ない私の思い出になりました。ありがとうございました。
 貴方が目立ちたがり屋なのは知っています。だけどね、こんな形で目立ってどうする。
 俺より先に死んでしまうやつがあるか。

↑ぢゃな。
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人と接するときは、ご馳走するような気持ちで気前よく
 

シャケナベイベー。

 投稿者:齋藤。  投稿日:2017年12月26日(火)16時06分3秒
  030 11月07日

シャケナベイベー。

 3500円程のディナーに招待されたとします。オーダーを聞きにきたウェイターに、「メインディッシュはお肉かお魚の、どちらにいたしますか?」 と問われたら、大方の諸君は、「やっぱ肉でしょ」 と肉のコースを選ぶと思います。ところがじじいになってくると、肉より魚になってきます。
 老化して、胃酸の分泌量(ぶんぴつりょう)が少なくなったり、各消化器官が衰(おとろ)えたりして、肉料理を食べると体に負担がかかるから、魚を食べるようになるのだ、というハナシを以前どこかで聞いたことがあります。私にもそういった理由があてはまるのかもしれませんが、味を考えた上で、「魚で」 と答えてしまう私がいることはまちがいありません。魚って本当にウマイと思います。
刺身や寿司のような、生身のサカナよりも、焼き魚が好きです。サンマもウマイのですが、私的には、鮭の塩焼きに軍配があがります。
 幼い頃から食卓や弁当のおかずで慣れ親しんで来た、紅色のニクイヤツは、大人になって独り暮しをしていた時も、安売りの時に大量購入して冷凍保存、毎日のように弁当に詰めていました。私にとってはごはんのオカズナンバーワンなのが鮭というわけです。
 実は頻繁に(ひんぱんに=よく)通っている定食屋があります。定食屋といっても夜は割烹(かっぽう=日本料理)屋なので、店内の水槽には海の幸が泳いでいたり、壁にはスッポンの甲羅(こうら)が提げられていたりします。「味は確実」 といった証(あかし)です。
 安いということで、500円(当時)の 「鳥丼」 を毎回食べていました。ごはんの上には鶏(とり)肉です。しみ込んだ照り焼きのタレ加減、表面のパリっとした焼き加減、山椒(さんしょ)のピリっとした効き加減・・・、倍額払ったって惜しくない味でした。
 いつも一緒になる初老の常連さんが、鮭塩定食ばかり頼んでいるのは、耳で知っていました。ある日、カウンターの隣に座った私の視界に、その鮭の姿が入りました。オカズの鮭として、今まで見たことの無い程、分厚くて大きな切り身でした。ふりかけられたアラ塩が程よくコゲついて、素敵に焼き上げられています。「今度食べてみるか」 そう思いました。
 次にその店に行った時、鮭塩定食を頼んでみました。待つこと20分、食べた時の感動は今でも覚えています。外側や皮はパリっとしているのに、ほぐした身は、驚くほどフワっと柔らかでした。「ちゃんと焼いた鮭ってこんなにウマイものなんだ。今まで食べていたモノは何なんだ・・・」
 幼い頃から口にしていた、スーパーで売っていたり、定食屋のオカズになったりしている鮭は、あらかじめ鮭を塩でシメて切り身にし、冷凍保存したものが主な、いわゆる 「塩鮭」 です。身も硬く、塩加減も極端(きょくたん)なものが多かったりします。その店では、生で仕入れた鮭を大ぶりに切り、その後初めて塩をふり、じっくり時間をかけて焼くのでしょう。だからこそ最高の味と食感を引き出せるのだと思います。塩鮭を焼くわけではなく、塩をふって焼くので、「塩鮭」 定食ではなく 「鮭塩」 定食なのです。 まさに 「絶品」 です。さすがは割烹屋、高級日本料理を食べているのかと、錯覚さえ起こしそうです。約2年間食べ続けた鳥丼を卒業しました。鮭塩定食を食べ続けて、16年目に入った私です。毎度至福(しふく=幸せ)の時を過ごしています。
 だから何なんだって?ウマイもの自慢だよ。750円也。
 ぢゃな。
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目に見えるものだけが現実ではないことに目を向けなさい。潜在的な直観力をより高めるのです
 

週末のお馬鹿話16。

 投稿者:齋藤。  投稿日:2017年12月26日(火)16時05分35秒
  029 09月29日

週末のお馬鹿話16。

 「もしもし、あのー・・・」 「あ、サイトウさん?とりあえず来られますか?」 「はい!」
警察署のカウンターには、黒いカバンとその中身がズラーっと並べられていて、フリーマーケット状態です。そしてそれは私のカバンでした。
「あ、サイトウさん?そこにいる子供達が届けてくれたんですよ」
振り向くとベンチに、小学生の女の子が三人、ちょこんと座っていました。
「んーとね、早朝ドッヂボールの練習をしに学校に行ったら、校庭にある大きな木の下にあったの」 「爆弾かもしれないけど、きっと誰か困ってるって思って持って来たの」
女の子達の姿が天使に見えたのは言うまでもありません。中身を確認し、カバンを受け取った私は、彼女達の家を一軒一軒回り、親御さんと本人に丁寧にお礼を言いました。カバンは、周辺住民が近道をするためによく通り抜けている、小学校の校庭にあったのです。
メデタシメデタシ。カバンは見つかりました。だだだだだーっと走ってオガワ先生の家に行き、カバンが見つかったことを報告しました。しかし、何故かあまり喜んでくれていません。そして上目使いに私を見つめ、ヒトコトいいました。
「私のカバンがまだ見つかってないじゃーないですか・・・」
自分のカバンが見つかった喜びで、オガワ先生のカバンのことなどすっかり忘れていました。犯人は私だというのに・・・。しかしここまでくると、そのカバンは二次会の店にあるのでは、という予測がたちます。夕刻を待ち、店に電話を入れるとやはり預かっているとのこと、安心した我々は店に向かいました。
「あんた!大丈夫だったの?店に入って来たら、すーぐいなくなったんで放っておいたんだけど、次の客に 『おーい、ママぁ。店の外にもんのすげーのが倒れているぞー!』 って言われたんで見に行くと大の字で寝ていたのよ。あんな大トラ(=大酔っ払いのこと)初めて見たわよ!」
こっちだって記憶がないので、「ママを見たのは今日が初めてだわよ!」 と言い返そうとしましたが、再びトラになりそうなので、丁寧にお礼を言って帰りました。
かくして、激動の二日間の幕が閉じていきましたが、すっきりしません。あの晩、足利に着いたであろう時間は8時半、捕獲されて意識が戻った時間が10時半・・・。その間私はナニをしてたのでしょう。誰か私の空白の2時間を教えてください。だってね、腕には傷があるし、足は捻挫してたんだもの。

それでは恒例の判明してしまった事実の整理をしてみましょう。したくないけど・・・。
⑦カバンは足利の街中にあった ⑧私は大きな木の下でヒトヤスミしたらしい ⑨そしてカバンは置き去られていた ⑩私は記憶のないまま2時間動いている間に傷を負っていた
それ以来、飲みに行く時はカバンを持たないようにしている私です。おしまい。
良い週末を。
ぢゃな。
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友達から学ぶことがたくさんあることを忘れてはいけない
 

週末のお馬鹿話15。

 投稿者:齋藤。  投稿日:2017年 9月22日(金)16時01分29秒
  028 09月22日

週末のお馬鹿話15。

「もしもし」 「はい、足利警察です」 「あのぉ、昨夜路上で寝ていたのを起こしてもらって、パトカーで送ってもらったサイトウというモノなのですが、その時の担当だった方はいらっしゃいますか?」 「あ?はい、・・・少々お待ちください。・・・・・・もしもーし、お電話変わりました」 「あのぉ・・・、昨夜路上で起こしてくれた時、私はカバンを持っていましたか?」 「ん、え?あ、あのぉ、その起こした時っていうのは、一回目?それとも二回目?」 「え“っ!そ、それってドウイウコトデスカ?」 「いや、サイトウさんね、一般市民から路上でヒトが倒れている、と連絡があって駆けつけたのが一回目。その時は自分で帰ると、歩いて帰ったんですよ。その後また寝ている、と連絡があって起こしに行ってパトカーで送っていったのが二回目なんですよ」 「あ“・・・(滝汗)、そ、それで、まぁ、その、どっちかでカバンを見かけたりしましたか?」 「いやぁ~、どっちの時も周辺にカバンらしきものは見当たらなかった気がしますねぇ」 「わ、わかりました。ありがとうございます。じ、じゃぁ後で紛失届けを出しにいきます。よろしくお願いいたします」 「はい」 ・・・。
 なんということでしょう。なに気なく電話をしたのですが、とんでもないことを教えられてしまいました。ショックです。立ち直るまで少々時間がかかりました。ま、それはともかく、私が路上で捕獲された時にはカバンを持っていなかったということははっきりしました。
 つまり、カバンは私と一緒にタクシーで足利まで運ばれている、ということです。しかしその後の行方については手がかりの 「て」 の字もわかりません。カバンをしっかりと持ってタクシーを降りたか、車内に置き忘れてタクシーを降りたかです。タクシー会社に電話をかけました。
 何社かかけたのですが、そういった類(たぐい)の忘れ物の届けはありませんと言われました。車内に置き忘れたカバンを運転手さんが見つけて、届けをせずに私の給料をネコババ・・・、といったことも考えました。けれども私がもし、車内に掲示してある運転手名などを覚えている客だったとしたら、運転手さんというヒト達はそういったことはしないだろう、という結論になりました。
 だとすると、私のカバンは私同様、足利の街中に 「いる」 可能性が高まります。もう夜が明けてからずいぶんたちます。暗い夜ならまだしも、こんな明るくては黒くて四角い私のカバンはかなり目立ちます。早く見つけないと誰かに発見されて、給料袋が・・・。早くぅ~!
 なんとかしないといけないのですが、こういう時ってなんともできないものです。犬や猫を探すのなら、「お~い、ポチ~!タマ~!」 とその名前を呼べば、「ワン!」 とも 「ニャン!」 とも応えてくれそうですが、相手がカバンですからそうはいきません。ちくしょー。どうしたらいいんだ。

 それでは、さらに判明してしまった事実を整理してみましょう。
 ⑤私は二度も起こされていた ⑥カバンは足利の街にあるらしい
 とにかく、銀行を始め、各種カード会社等にも連絡を入れました。もちろん警察にもきちんと届けようと、再び電話をかけた時・・・。続きます。良い週末を。
 ぢゃな。
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人の気持ちを大切にしよう。たくさんの人に応援してもらうためにも
 

週末のお馬鹿話14。

 投稿者:齋藤。  投稿日:2017年 9月22日(金)16時00分55秒
  027 09月15日

週末のお馬鹿話14。

 ちゅんちゅん!ちゅんちゅん!青空が広がり、本来ならばすがすがしい休日の朝のはずですが、我々の心はどんよりとしたままです。オガワ先生が、まず同期のマスダ先生に電話しました。
 「もしも~し」 「どうしたの?朝から・・・」 「あの、昨日自分とサイトウさんのカバンがなくなっちゃったんですけど、何か知りませんか?」 「え、オガワさんのカバンなら、昨日サイトウさんが持っていた気がするけど・・・」 「え“っ」 「でも俺も酔ってて自信ないから他のヒトにも聞いてみて」
 続いてオガワ先生はウメザワ先生に電話をしました。
 「もしも~し・・・以下同文」 「あ、それならサイトウさんが持っていましたよ」 「え“っ」
 そんなハズはなーい!と、オガワ先生から受話器を奪う私・・・。
 「あ、サイトウですけど、俺が持っていたって冗談ですよね」 「なーに言ってんすか、『オガワさんのカバンは自分が責任持って預かるっ!』 て言って、一次会の店から二次会の店まで、アタマの上でブンブン振り回しながら歩いていたんすよ」 「ぶ、ブンブンって・・・、に、二次会の店って・・・、私ゃ二次会に行ってるんですか?」 「はい、いつの間にかいなくなっていましたけど・・・」
 電話を切った瞬間、オガワ先生が上目使いに私を見つめ、ヒトコトいいました。
 「ふっふっふ・・・、犯人は意外な所にいましたね・・・」
 そうは言っても覚えていないのですから仕方がありません。とにかくカバンが桐生にあるのか、足利にあるのかさえわからないのです。ということで、二次会にいて、もっと何かを知っていそうな例の体育教師、先輩イケダ先生に電話をしてみました。
 「朝からすみません。昨日はお世話になりました」 「いいえ、んで、どうしたの」 「私はいつ帰ったんですか」 「なーに言ってるん。二次会の途中でいなくなっちゃったと思ったら店の外で寝ていたんだよ。んでもって仕方がないから、タクシー呼んで押し込んだんだよ。8時位かな」 「え?その時カバン持ってましたか」 「ああ、一緒にタクシーに押し込んだ」 「ちなみにタクシー会社はどこですか」 「ん~、そこまではわからねぇなぁ」
 なにはともあれ少し進展がありました。カバンがあるのは桐生ではなく、足利の街中か、タクシーの中です。しかしそのことは誰にもわからない・・・、と思ったその時、昨夜の私のことを、もっと良く知っているヒトがいることに気が付きました。よし、すぐに電話をしよう!と受話器に手をかけました・・・。
それではこの辺で、判明してしまった事実を整理してみましょう。
①オガワ先生のカバンは私が持っていた ②私は二次会に行っている ③私は二次会の店の外で寝ていた ④そして私はタクシーに乗って帰った。
  このあとどんな事実がわかっていくのか、だんだんコワくなってきました。
  来週に続くんだな。
良い週末を。
ぢゃな。
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本当に伝えたいことを口にして、口にしたことを本当に伝えなさい。ひとことひとことに、思いとエネルギーを込めるのです
 

70日終了。 

 投稿者:齋藤。  投稿日:2017年 7月27日(木)13時13分23秒
  026 07月20日

70日終了。

 さて今日は終業式です。
 「ただいまー」 「おかえり。あんた、通知表出しなさいよ」 「ないよ!」 「嘘ついてないで早く見せなさい!」 「だからないってば・・・」 「どーしてこんな子になったのかしら・・・」 「うっせーなぁ!そんな親だからこんな子なんだろ」 「かーさん悪くないわよ、とーさんが悪いのよ」 「どっちもワリ-だろ」 「いーから通知表だしなさい!」 「知らないの?ウチの高校は今、2期制を導入しているから、通知表は9月の末にならなきゃもらえないんだよ」 「嘘つかない!三者面談で先生が20日に渡すって言っていたでしょ!」 「しまった、覚えていたか・・・」
 こんな嘘をつかないで、きちんと通知表を渡してください。そしてその通知表に不認定(評定3以下)があった人は、夏休み必死の努力、二学期も必死の努力をしなければ、明るい未来はありません。わかっていると思いますが・・・。
そんな諸君も含めて、皆に考えてもらいたいことがあります。夏休みに入るこのタイミングで、高校生となった自分を振り返ってみてください。ぶっちゃけた感想はどうでしょうか。

  「よっしゃ!思い通りの高校生活を過ごしている。」
  「しまった・・・来るべき場所を間違えている。」
  「ぼわぁ~・・・まだぼんやりとしている。」
  「きぃ~めた!来年度のコースも決まっている。」
  「うう・・・部活がちょっと大変になっている。」
  「あれ?・・・担任が変になっている。」
  「夏休みも皆と会いたいと思っている。」
  「ああ・・・夏休み中も登校することが決まっているから、それどころではない。」

 こんなぶっちゃけ感想があって、そこから 「何でそう感じたか」 ということに入っていき、これからどう過ごしていけば良いのか、ということを決めていってください。夏休みの後、9月が終了すると諸君の高校生活は6分の1が終わったことになります。残りの6分の5の高校生活を充実して過ごしていくためにも、有意義な夏休みにしていきましょう。
 良い夏休みを。
 ぢゃな。

8月の予定
  8月 8日(火) 全校登校日 ①朝礼 ②LHR ③清掃
                     頭髪服装検査あり 体育着、上履き、体育館履き、各種提出物
  8月28日(月) 第二学期始業式
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もっと自分の考えを伝えよう。そこから始まるコミュニケーションは、さらに質の高いものになる
 

週末のお馬鹿話13。

 投稿者:齋藤。  投稿日:2017年 7月27日(木)13時11分49秒
  025 07月07日

週末のお馬鹿話13。

 見知らぬヒトの車に乗ってはイケマセン、と子供の頃に教えられましたが、自分がどこの路上で寝ていたのかわからない状態だったので、言われるままに乗ってしまいました。ウチの近所の建物を告げると、「ああ、あそこね」 と送ってもらえました。タクシーでもないのに街中の地理にとても詳しいヒト達です。ってあたりめーか・・・。白黒ツートンカラーの車です。
 すぐに私のウチに着きました。そして、玄関の扉を開けようとした瞬間・・・、いつも片手に持っているハズのカバンがないことに気がつきました。「うあぁぁぁぁぁぁ~~~!やっべぇ~~~!」 顔面の血の気が一気に引いていきました。なにしろ酔っ払ってモノや記憶をなくすなんてことは、人生で初めての経験でした。中には給料袋も入っています。
 腕時計に目をやると、夜の10時半です。記憶のオシマイは宴会場で時計を見た7時半ですから、約3時間分の記憶が飛んでしまっています。即座に近所に住むオガワ先生を思い出しました。同期のオガワ先生とは、毎日一緒に通勤しています。『オガワ先生なら何か知っている、いや、きっと酔っ払ってしまった私のカバンを預かってくれているに違いない、きっとそーだ!よくやったオガワ先生!』 と思いながら、自転車全速でオガワ先生のウチに駆けつけました。ピンポ~ン、ピンポ~ン・・・。何度か呼び鈴を鳴らすと、眠たそうなオガワ先生が出てきました。
 「夜中にすみません。あのぉ・・・、私のカバン持ってませんか・・・」 「え“っ!サイトウさんも?実は私もカバンがないんですよ・・・・・・」 「は、どど、どういうことですか?」 「いや、はっと目が覚めたら宴会場のトイレでしゃがんでいたんです。いかーん!と思って急いで出たのですが、もうおばさん達が宴会の後片付けをしていて・・・」 「そ、それで?」 「誰もいないし、カバンもないし、ポケットの小銭を使って帰ってきました」 「きゅ、きゅ、給料袋は?」 「カバンの中です・・・」
 こりゃー大変なことになりました。休日前、楽しかったであろう(覚えてない・・・)飲み会の晩に、我々は最悪の事態に陥(おちい)ってしまいました。お互い同じ立場になってしまった我々は、協力してカバンを探すことにしました。
 とりあえず現場に戻ろう、ということで、再び桐生の街中に戻りました。夜中近くになっていたので、会場の寿司屋にヒトの気配はありません。近所に交番がありましたが、パトロール中のため、そこにもヒトの気配がありませんでした。なんとか手掛かりをつかもうとしている我々に、ひとつの案が浮かびました。とはいってもごく普通の案ですけど。
「明日の朝にでも、同期のヤツ等に聞いてみませんか」 「電話番号は?」  「あ・・・。」 「ぢゃー学校に取りに行きましょう」 「こんな夜中に開いてないですよ」  「いや、宿直の用務員さんをたたき起こしましょう」 「・・・・・・」 「ね」 「・・・・・・」 「ね?」 「よーし、起こしちまいましょう」
 携帯電話や機械警備システムが、普及していない頃の話です。我々は用務員さんにお願いして、職員室にあった職員名簿をコピーして持ち帰りました。今日はもう遅いのでとりあえず帰宅して、警察やら銀行への届けは明日にしましょう、ということになりました。
 続きます。良い週末を。
 ぢゃな。
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子供が持つ純真無垢な心、それは無知の証だ。その無垢を再び磨きあげたなら、それは知恵の証だ。浮かんでくる疑問を大切にしなさい
 

七夕。

 投稿者:齋藤。  投稿日:2017年 7月27日(木)13時10分26秒
  024 07月06日

七夕。

 明日は七夕です。実は14年前のその日、当時2歳の諸君からみたら、ものすごく先輩にあたる2年生の男子が、渡良瀬川で川遊び中に流されてしまう、といった事故がありました。翌日の早朝からも捜索が再開されましたが、発見された時には残念な結果が待っていました。それから毎年七夕を迎えると、その時に書いた原稿をここに載せています。しっかりと読んでください。↓

 まだ高校2年生、終わらせるには、あまりにも早すぎる人生です。授業などで直接関(かか)わりを持つことはありませんでしたが、部活(バスケ)中の彼からは、よく 「こんにちはー!」 と挨拶をもらいました。諸君と同じ、どこにでもいる普通の高校生です。
 両親が愛し合い、命を授かります。お腹を痛め、この世に生まれてきます。辛(つら)い仕事もなんのその、子供のため、将来のため、親は働きます。笑顔を覚え、言葉を覚え、あふれるばかりの愛をもらって育っていきます。やがて小学校、中学卒を卒業し、そして将来を夢見て、高校へ入学してきたはずです。
 諸君の世代は、親と対立したり喧嘩したりすることが多いでしょう。キレたり怒ったり、そして笑ったり泣いたり・・・、そんなことがあって今の諸君はいるのではないですか。亡くなった彼だって同じだったはずです。そうやって過ごした17年間が消え去ってしまったのです。もちろん最初から命を落とそう、なんていう気持ちのヒトはいませんし、彼だってそうだったはずです。「暑いからちょっと川遊びでもしていこうか・・・」 きっとこんな軽い気持ちだったのでしょう。
 「大丈夫だよ」 「平気平気」・・・、これらの言葉は、我々を元気づけてくれる言葉ですが、時に注意力を消してしまう言葉にもなります。冷静に考えれば、「危険だ」 「おかしいぞ」 と、わかることでも、誰かがこれらの言葉を発すると、「そっか!やっちゃえ!」 と、冷静な時のヒトが持っているはずの注意力を消してしまうのです。どのような状況下で彼らが泳いでいたのか知りませんが、誰からともなくそんな雰囲気になり、危険と隣り合わせの川遊びになってしまったのでしょう。
 「命とははかないもの」 と、よく耳にします。こういったことがあると、本当にはかないものだと実感します。こんなにはかなく終わってしまって良いのでしょうか。命とは、とてつもなく重く、そしてとてつもなく大事なものではないのか、本当にそう感じます。諸君にも、15年間という間生きてきた命があります。その重みだってはかりしれません。簡単に落としてよいもののはずがありません。
 諸君の生活の中にも、その場の雰囲気で、「大丈夫大丈夫」 「平気平気」 ということがありませんか?きっとあると思うのです。そんな日常の何気ない行動の中に、命に関わるような重大な行動が数多く含まれているという事実を、再認識してください。
 彼の死 を無駄にしないためにも、我々は 「命」 の尊さ、大切さを再認識するとともに、いとも簡単に落としてしまうこともあるのだ、ということを心にとどめておかなくてはなりません。心より御冥福をお祈りいたします。もう一度言います。「命」 の尊さ、大切さを忘れないでください。

 ↑ぢゃな。
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陽気なリズムに乗って話してみよう。話を聞いてほしいなら
 

週末のお馬鹿話12。

 投稿者:齋藤。  投稿日:2017年 7月27日(木)13時09分33秒
  023 06月29日

週末のお馬鹿話12。

 諸君相手にこんなハナシをしていいのか、という気持ちも多々あるのですが、書いておかないと忘れてしまいそうなので・・・。

 ハナシは平成4年に遡(さかのぼ)ります。この学校に新任職員として採用された私がいました。そして初月給を現金でいただいた月末、市内寿司屋の広いお座敷で、「新任職員歓迎会」 なるものを盛大に開いていただきました。全教職員ですから、総勢80名位いたのではないでしょうか。
 お酒の味を覚えてしまってから、主食のようにムサボリ飲んでいました。毎年夏場に行っていた大学ジャズ研の合宿では、 「朝ビー」 なる言葉も生まれてしまう程、朝昼夜を問わず飲みまくりの生活をしていました。ま、そういった学生時代を経て社会に出たわけですから、正直なところ、「酒なら負けないぜ」 といった考えを持った、少し生意気な新任職員だったと思います。
 ひと通りの挨拶が終わり、乾杯から宴会が始まりました。「そーれ、新任は飲ませてしまえ!」 とばかりに、先輩方がお酒を注(つ)ぎに来ます。「ふん、負けてたまるか!」 と一気に飲み干して 「お返しです」 と反撃している私がいました。
 体育教師のイケダ先生が注ぎに来た時です。グラスを差し出すと、いきなりパシーン!とアタマをはたかれました。「なーにやってんの、コレだよ、コレ!」 と差し出されたのはどんぶりでした。「あ、どんぶりが見当たらないなぁ~、と思っていたんですよ・・・」 と口ごたえをしながら、心では、『体育会系に音楽系の強さを見せてやる!』 と思っていました。本当にナマイキな奴です。
 『ふん!どんぶりで酒は飲んだこたないけど、楽勝だ!』、そう思いながら、どんぶりとビールびんを差し出すと、再びパシーン!とはたかれました。「なーに飲もうとしてるんだ!こっちだよ、ジャーン!」 という言葉と共に焼酎(しょうちゅう)のボトルを握った右手が出てきました。さらに 「ジャジャーン!」 とウイスキーのボトルを握った左手も出てきました。
 多少ひるんだものの、どぼどぼどぼっ・・・っと、目の前で透明の液体と茶色の液体が混ざり合っていく光景を見ながら、『こうなったらもうイけるとこまでイッてしまえ!』 と覚悟を決めた私です。
 ふと壁に掛かっている時計に目をやると、7時半を回ったところでした。『よし、あと30分もすればこの一次会もオシマイになるか・・・。たいしたことねーなぁ・・・』 と思ったのを覚えています。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「もしもーし、もしもーし、起きてくださーい!こんなところで寝ちゃだめですよ、送っていきますよ」 はっと気がつくと、星が光る夜空の下にいました。ん?ヤケに星が近いなぁ、と思ってよーく見ると、私を起こしてくれているヒトの肩にも星が光っていました・・・。ん?

 続きます。
 よい週末を。
 ぢゃな。
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ゆったりと間合いをとって話してみよう。せわしなく話したら、相手の耳は塞がれてしまうから
 

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